早生まれということ。
今年の誕生日まで2ヶ月を切った。
次の誕生日で27歳。
もうそこそこいい歳して、いまだに毎年誕生日は楽しみである。
3月生まれの私は、同級生の中でも最も遅く誕生日を迎える。
免許が取れるのも、選挙に行けるのも、お酒が呑めるのも友達より遅い。
成人式は19歳で参加。
初対面の人と「歳いくつ?」という話になると、
いちいち「○歳だけど、学年は・・・」という説明をしている。
学校なんかとうに卒業したのに、学年って。
同じ早生まれ族の皆さまの中にも
もちろん早生まれかどうかなんて全く気にしない人もいれば、
むしろ同級生より少し若く居られてラッキー♪てな人もいると思うけれど、
私にはこれが結構やっかいなコンプレックスである。
小さい頃から何をするにも常に「自分は周回遅れ」の意識がベースに敷かれているというのは、人格形成に少なからず影響を与えると思う。
きょうだいやいとこたちと常に比べられてきた家庭環境も手伝って、
もうとにかく同世代には絶対負けたくない。
自分の得意分野で優位性を見せつけたい。
勝てそうにない分野でははなから勝負をしない。
普通にしゃべる言葉がどことなくマウンティング気味。
大学時代までずっとそんな感じで生きてきた。
(今も、なのかは今の私には分からない。)
最近は歳を聞かれたら、面倒なので学年で答えるようにしている。
昨年はずっと「今年27歳です」。
1月の終わりにもなると、ようやく新しい年に慣れる。
平成29年、2017年、と書類に書き損じることもなくなってくる。
自分の歳も「今年28歳です」に更新する。
だからこの時期から3月までのあいだは、
満年齢26歳と、
自己暗示年齢28歳とで、
2歳分のギャップを抱えながら過ごすことになる。
(たまに満年齢を思い出して2年得した気分になる)
上にさばを読むのは、周回遅れコンプレックスの現れ。
いつか呪いから完全に解放されたら、満年齢で等身大に生きられるんだろうか。
30歳になるまでに、自分が思っているよりも1年間余分に時間がある。
今はまだ「自称28歳」だけど、
背伸びせず肩の力の抜けた"大人"をめざして、ゆるく生きたい。
まぁ、そんなブログです(どんなブログや)。
よろしくおねがいいたします。